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エアシャワー ミュージアム 2

エアシャワー ミュージアム 2回目はちょっと変わったエアシャワーをご紹介したいと思います。
さまざまなエアシャワーをお楽しみください。


まず、はじめにご紹介するのは、どこまでも続くエアシャワー!?
これは奥行き6mのエアシャワーです。
そういえば、映画「2001年宇宙の旅」に似たような構図がありました。
このエアシャワーは2005年製でした。

シーズシーのエアシャワー ページへ
上のエアシャワーを外から見たところです。クリーンルームに多くの人が入場する場合、エアシャワーも大きなサイズにする必要がありますが、3列に並ぶように幅を広くするとエアシャワーの風が真ん中の人に当たりません。よって、奥行き方向に長くする方法が採用されることが多いようです。
よく見ると、普通のエアシャワーが6台連結されています。
製薬工場・食品工場では衛生の観点からステンレス製のエアシャワーが良く使われます。全体がピカピカ光ってきれいですね。写真は台車などが通過する自動ドアタイプのエアシャワーです。
これも台車が通過する自動ドアのエアシャワーです。ところで、エアシャワーの開き戸式自動ドアの場合、ドアは上部のレールで吊ってあります。店舗などで見かける自動ドアはレール式が多いですよね。
また、扉は開いた分だけエアシャワーより飛び出してしまいます。欠点は余分なスペースを使ってしまうことですね。扉の後ろはデッドスペースになります。
そこで最近増えてきたのが、シートシャッターエアシャワー。
扉は上部にロールされるのでスペースを取りません。さらに開き戸式では扉とエアシャワー本体の間に隙間ができますが、シートシャッタでは隙間も出来にくいというメリットがあります。写真はフォークリフト通過用のもの。
シャッター式 自動扉タイプのページへ

このエアシャワーは扉がありません。左右から風を層流で吹きだすエアカーテンがあり、扉の代わりをしています。ところで、エアシャワーの手前の取っ手は何の役割をしているのでしょうか?これはちょっと不明です。
写真は耐火扉のエアシャワーです。火気を使うようなクリーンルームではエアシャワーも耐火仕様にする必要があります。通常はアルミ製の扉を使われることが多いのですが、ここでは重たい鉄の扉になっています。
エアシャワーが通るのは人ばかりとは限りません。ワーク用のクリーンルーム搬入用にエアシャワーを通過させるケースも増えています。写真はパレットに乗せてワークを通過させるローラーコンベア付エアシャワー。
こちらもワーク用のエアシャワー。と、いうかエアシャワー付パスボックスです。ローラーコンベアが内蔵されています。ローラーの下にエアのリターン口があります。ゴミを吸い込みやすい効率的な造りになっていますね。
食品業界などではエアシャワーは髪の毛などの異物を除去することが第一の目的になります。回収せずに吹き飛ばすだけなら・・・というわけで吹き出しユニットだけのエアシャワーもあります。上部が出っぱっているのは肩の上に載っている髪の毛を効率的に吹き飛ばすためです。

【そのほかのちょっと変わった使い方】

最近は花粉対策のためにエアシャワーを使われることもあります。エアシャワーを備えたマンションやホテルも増えてきました。この場合は通過型ではなく、電話BOXのようにエアシャワーを浴びたあと同じ扉から出る形のものがあります。

まったく別の目的ですが、アスベストやダイオキシン除去の現場でもエアシャワーが使われます。これは通常の使い方の逆で、アスベスト除去作業を終えたあとの作業員が衣服に付いたアスベストを吹き飛ばすのが目的です。移設可能なようにキャスターが付いていたり、どこにでも設置できる用に分解可能な構造になっていたりします。写真は残念ながらありません。
いかがでしたか?
エアシャワーは半導体の最先端のクリーンルームにも、これからクリーン化を進めようという工場にもある、まさにクリーンルームの入り口。さまざまな業界にさまざまな形で導入されているので、このように多種多様な形があるのですね。
それではまた、この次をお楽しみに!
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エアシャワーのラインナップ
 センサー付きの「EVEエアシャワー」
 自動ドアなど人用エアシャワー各種
 大型エアシャワー各種
 両吹き+静電気除去「CAS-201-EJV」
 シャッター式自動扉タイプ「CAS-161P-AU」
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飛ばされたゴミを眼で見ることが出来ます
 
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