環境への取り組み「エコアクション21」
この度シーズシーはエコアクション21の認定企業となりました!!
シーズシーはこれまでもクリーン化の取り組みとしてゴミ不良による廃棄ロス削減など、環境保護に貢献して参りましたが、今まで以上に気を引き締め、温暖化が進む地球の未来に向けて環境負荷問題により力を入れて取り組みます。
エコアクション21は環境省が策定する「環境経営」の認証・登録制度です。
環境経営とは、環境負荷を把握し、そこから見えてくる経営上の課題やチャンスをふまえ企業自身の発展と地球環境保護の両立を継続的に目指す経営手法の事です。
このような認証の場合、認証されること自体が目的となり、認証されると目標を達成した満足感でその後の取り組みがおざなりになりがちですが、シーズシーではクリーン機器・クリーンルームの提供やアドバイスを通じて生産における環境負荷対策にに貢献する考えです。
例えば「本当にクリーンルームは必要か」から再考します。会社で「クリーン化製品を作ろう」となった場合=「まずクリーンルームを作ろう」となりがちです。 仮に一般生産エリアをクリーンルーム化すると
- 清浄度を維持するために空気を循環する動力(ファンの電力)
- クリーン服を着用することで設定温度を2℃ほど下げる(空調電力)
- 定期的なフィルター交換(フィルター廃棄費用)
- 湿度制御する場合は加湿・除湿による電力費増大(空調電力)
簡単に記してもこれだけの環境負荷があります。
大事なことは製品に塵埃をつけない事で、それを忘れてクリーンルームにすることが目的となった場合、最終的に環境負荷も増大となります。
全体をクリーン化する必要はあるのか?、局所クリーンではできないか?
洗浄(清掃)後からクリーン化では駄目か?、空調制御は何のために必要か?
現状ありきでなく環境第一に考えた時に今何が必要かを改めて考える事が大事です。
下記グラフは神戸市の過去70年の平均気温の推移です。
確実に温暖化は進んでいます。一人一人或いは各社で出来る環境対策が急務な昨今であり、シーズシーにできる事は「クリーンルームの観点からの環境対策」です。 それが未来に向けて必要不可欠であると考え、社員一同で取り組む所存です。