【実験条件】 CS-CUTE-01A×1台を搭載した前面にビニールカーテンのついたアクリル製フード(W700×D500×H600mm)の内部でそれぞれ位置を変えてスモークを6秒間発生させ、中央部と右壁から50mmの測定位置での(床から100mmH)でのパーティクル数の変化を測定する。パーティクルカウンターの動作時間は6秒間(0.01CF)、初めのスモーク発生時も含め、10回測定する。 |
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【実験結果と考察】 まず、中央部での測定について。スモークを測定位置より手前の中央・左・右のいずれでも、パーティクル数のピークは遅れて回り込んだパーティクルを測定するため、パーティクル発生時より後に来るが、数量はそれほど多くなく徐々に減少する。フィルター直下、また奥で発生させた場合はパーティクル数のカウントがより多くなる。 右測定位置の場合は、フィルター直下、中央奥、手前右で発生させた場合は2万個を超える発塵をカウントした。手前右では、急激に減少しているがこれは拡散が少ないためと思われる。測定位置から遠い左手前、中央手前の場合は測定位置へのパーティクルの影響は少なく、中央で測定した場合と同様の結果が得られた。全体的に右測定位置のほうがパーティクル数の減少が少なく、回復が遅れている。 考察として、このようなフードを使う場合、出来るだけフィルター直下で作業をすることが有効だと思われる。フィルター直下でない場合は近くでパーティクルが発生すると影響が大きい。また、フィルター直下で作業をする場合でも、上部または奥でのパーティクルの発生をしないように注意をする必要がある。 |
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☆実験の続編でパンチング板を置いた場合のパーティクルの変化を測定しています。 詳しくはこちらをご覧ください。 |
※当実験に使われたCS-CUTEは、NSFの前の名称です。仕様は変わっていません。 | |
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